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得意がる

とくいがる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
to seem (very) proud
文例 · 用例
半次がソッと五郎蔵に囁く、T「もてますね」 「いや、其れ程でもない」顔の相を崩して得意がる五郎蔵の助平面がジロリと横目で睨んだ。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
職業を学ぶに得意がる理屈はない、どうしても僕はまだ幼稚だな、ついに病気のために卒業が出来ないとすると、いよいよ文学よりほかに僕の生命はない、どうしても文学はやらねばならぬ。
伊藤左千夫 廃める 青空文庫
何事にも不器用で、癡重といふやうな処のある欧羅巴人を凌いで、軽捷に立ち働いて得意がるやうな心も起る。
森鴎外 妄想 青空文庫
聡明な眼識を持っていたがやはり江戸作者の系統を引いてシャレや小唄の粋を拾って練りに練り上げた文章上の「穿ち」を得意とし、世間に通用しない「独りよがり」が世間に認められないのを不満としつつも、誰にも理解されないのをかえって得意がる気味があった。
内田魯庵 斎藤緑雨 青空文庫
文芸時評の売れ高の少ないのは当人の自白したとおりであるのに、麗々しく彼のいわゆる大論文を掲げて得意がるのは、虚栄心の満足以外になんのためになるだろうと疑っていたが、これでみると活版の勢力はやはりたいしたものである。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
まあまあ夫れも我慢しましょう、どうにも我慢出来ないのは、それを奥さんが得意がることで、『ね、可愛いいじゃァありませんか、妾の云うことを聞くんですもの』――つまり斯ういう心持から、奥さんは誘惑されたんですねえ。
国枝史郎 奥さんの家出 青空文庫
何等か国防主義的な意志に進歩性を発見すると云って得意がるようなのもいた。
戸坂潤 思想議会たるを知れ 青空文庫
向こうの方から、金モールを光らせて来る姿を見ると、車の前につかつかと進んで、帽子をとったりして得意がるのであった。
水上滝太郎 大人の眼と子供の眼 青空文庫
作例 · 標準
彼は難問を解き明かして得意がっているが、まだ解決すべき問題は多い。
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弟は初めて自転車に乗れるようになり、得意がって近所を走り回っている。
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些細なことで得意がるのは良くないが、時には自信を持つことも大切だ。
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得意がる(とくいがる) — 幻辞.com