得意顔
とくいがお
名詞
標準
triumphant look
文例 · 用例
以前は私も、たいへん画が好きで、画家の友人もたくさんあって、その画家たちの作品を、片端からけなして得意顔をしていた事もあったのですが、昨年の秋に、ひとりでこっそり画をかいてみて、その下手さにわれながら呆れてそれ以来は、画の話は一言もしない事にきめました。
— 太宰治 『炎天汗談』 青空文庫
大いに衣食住に凝って得意顔の人は、私には、どうしてだか、ひどく滑稽に見えて仕様が無いのである。
— 太宰治 『無趣味』 青空文庫
桶屋の小僧の平太郎が蝙蝠の一ぴきを竿でうち落して、両翅を抓み拡げ、友達のなかで得意顔をしている。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
柳の葉くらいの鮎を二匹、釣り上げて得意顔で宿に持って帰ったところ、宿の人たちに大いに笑われて、頗るまごついたそうである。
— 太宰治 『令嬢アユ』 青空文庫
桶屋の小僧の平太郎が蝙蝠の一ぴきを竿でうち落して、両翅を抓み拡げ、友達のなかで得意顔をしてゐる。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
三百円だけ残して、そうして得意顔でお帰りになるあなたのお気持が、私には淋しくてなりません。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
私が中学校の三年のとき、或る悪質の教師が、生徒を罰して得意顔の瞬間、私は、その教師に軽蔑をこめた大拍手を送った。
— 太宰治 『酒ぎらい』 青空文庫
「これは、マサ子のよ」 と七歳の長女は得意顔で、「お母さんと一緒に吉祥寺へ行って、買って来たのよ」「それは、よかったねえ」 と父は子供には、あいそを言い、それから母に向って小声で、「高かったろう。
— 太宰治 『家庭の幸福』 青空文庫
作例 · 標準
彼女はプレゼンが成功し、得意顔で会場を後にした。
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子供は新しいおもちゃを手に入れ、得意顔で遊んでいる。
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プロジェクトの課題を解決し、得意顔で報告する彼がいた。
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