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急流

きゅうりゅう
名詞名詞-の形容詞
1
標準
swift current
文例 · 用例
ここは東北の仙臺郊外、愛宕山の麓、廣瀬川の急流に臨んだ大竹藪の中である。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
足の下には、日本の三大急流の一つが、セセラギ流れてゐた。
葉山嘉樹 氷雨 青空文庫
兵舎の樋から落ちた水は、枯れた芝生の間をくぐって、谷間へ小さな急流をなして流れていた。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
其の苔蒸す欄干を葉がくれに、桁を蔦蔓で埋めたのが、前途に目を遮るのに、橋の彼方には、大磐石に堰かれて、急流と奔湍と、左より颯と打ち、右より※と潜り、真中に狂立つて、巌の牡丹の頂に踊ること、藍と白と紺青と三|頭の獅子の荒るゝが如きを見るとせよ。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
或|場処は路が対岸に移るようになっているために、危い略※が目の眩くような急流に架っているのを渡ったり、また少時して同じようなのを渡り反ったりして進んだ。
幸田露伴 観画談 青空文庫
(一〇)登山競争 町付村から、山道は漸く深くなり、初めは諸所に風流な水車小屋なども見えたが、八溝川の草茂き岸に沿うて遡り、急流に懸けたる独木橋を渡ること五、六回、だんだん山深く入込めば、最早どこにも人家は見えず、午後四時頃、常州第一の高山八溝山の登り口に達した。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
巌角の突出で巌石の砕けて一面に転ばっている坂道は、草鞋の底を破って足の裏の痛きこと夥しく、折から雲霧は山腹を包んで、雨はザアザア降って来れば、水はこの巌石の細道を滝のごとく上から流れ落ち、さながら急流を踏んで山を登るに異らず。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
絶頂から一里ほど降ると、果して急流矢のごとくに走っている。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
作例 · 標準
「おい、近づくなよ!あそこは急流だから引き込まれたら終わりだぞ」
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渓流釣りに来たが、昨夜の雨で増水し、手がつけられないほどの急流になっていた。
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ラフティングのガイドは、巧みなパドル捌きでボートを導き、岩が剥き出しの急流を突破した。
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崖の上から見下ろすと、白い水しぶきを上げる急流が龍のようにうねっていた。
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