王侯
おうこう
名詞頻度ランク #26410 · 青空 298 例
標準
the king and his feudal lords
文例 · 用例
王侯のよろこびだよ」ぐっと甘酒を呑みほしてから、だしぬけに碾茶の茶碗を私の方へのべてよこした。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
王侯貴人の像をイジくるよりか、それはわが党の『加と男』のために、じゃアない、ためにじゃアない、「加と男」をだ、……をだをだ、……。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
「オルムスの大会で王侯の威武に屈しなかったルーテルの胆は喰いたく思わない、彼が十九歳の時学友アレキシスの雷死を眼前に視て死そのものの秘義に驚いたその心こそ僕の欲するところであります。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
けれどもだ、縁の先には大きな葡萄棚があって、来年新芽を吹きだしたら、俺は王侯の気持になれそうだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
魏の帝業を承くるや、四海こゝに靜謐にして、王侯、公主、外戚、其の富既に山河を竭して互に華奢驕榮を爭ひ、園を脩め宅を造る。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
自分は王侯の寵愛に依ツて馬車に乗ツてゐる狆よりも、寧自由に野をのさばツて歩くむく犬になりたい。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
王侯といえども恐れない。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
王侯のよろこびだよ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
例句