昇華
しょうか
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #18702 · 青空 104 例
標準
sublimation
文例 · 用例
界隈の昇華した名家々々の流れを相互に婚姻を交えている間に、家の人間に土より生い立てる本能の慾望を欠き、夢以外に食慾が持てない咀嚼力の精神になってしまったのも原因の一つであろう。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
あれ、これと文学の敵を想定してみるのだが、考えてみると、すべてそれは、芸術を生み、成長させ、昇華させる有難い母体であった。
— 太宰治 『鬱屈禍』 青空文庫
それは欧洲文芸復興期の人性主義が自然性からだんだん剥離して人間|業だけが昇華を遂げ、哀れな人工だけの絢爛が造花のように咲き乱れた十七世紀の時代様式らしい。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
現代、欧洲の前衛芸術の超現実派にしろ抽象派にしろ、主張するものは何と論じようと僕の感覚から言えばもう人間を離れて慾天の世界に昇華している。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
蝶ちゃんのおとうさんは、うちのまわりの者から頼まれて、おやじのその商売の昇華を引卸すに相当骨を折ったものだ」 これ等がすでに清太郎の父の上に現れた池上家の人間の現実遊離の浮游性であった。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わたしの異性に向う感じは形而上に昇華し、一人の美女の肉体は幅としては世界上の美女の肉体に繋り、竪には歴史上の美女に繋がっている。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
今までいつも、失敗への危惧から努力を抛棄していた渠が、骨折り損を厭わないところにまで昇華されてきたのである。
— 中島敦 『悟浄出世』 青空文庫
もちろん忠恕は即ち一理渾然として全ての事物に適応するものでは無いが、忠恕も極く昇華すれば自然と、一以貫之の実際を成すのである。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
ドライアイスは常温に置くと、液体にならず直接気体へと昇華する。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
防虫剤のナフタリンがいつの間にか小さくなっているのは、昇華によるものだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
理科の実験室で、ヨウ素を加熱して紫色の蒸気に昇華させる様子を観察した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
sublimation (of an impulse)
作例 · 標準
彼は失恋の悲しみを創作のエネルギーに昇華させ、素晴らしい詩を書き上げた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
スポーツは、人間の闘争本能を健全な競争へと昇華させる役割を担っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「抑圧された感情を芸術へと昇華させることで、彼は心の平穏を取り戻した」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
sublimation (i.e. transforming into a purer or nobler form)
作例 · 標準
この素朴な民芸品は、長年の工夫を経て究極の機能美へと昇華されている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
単なる技術の習得に留まらず、それを「道」の領域まで昇華させるのが職人の矜持だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
日常の何気ない風景が、彼のカメラを通すと崇高な芸術作品へと昇華する。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview