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神壇

しんだん
名詞
1
標準
altar
文例 · 用例
久次郎もそれを信用して、なにぶんお頼み申すと云うと、行者はお豊を神壇の前に坐らせて、一種のおごそかな祈祷を行なってくれた。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
西海に沈みたる平家のうらみを報いんために、神壇を築いてひそかに源氏を呪い、神酒を供えてもろもろの悪鬼羅刹を祭る。
岡本綺堂 平家蟹 青空文庫
ただ正面の神壇らしいものの前に、黄いろい蝋燭の灯がぼんやりとともっているばかりであった。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
かれは正面の神壇の秘密を見とどけようとして、足音を忍ばせて窺いよると、忽ち或る者につまずいてはっと息を嚥み込んだ。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
神壇の扉は半ば開かれてあるので、かれは伸びあがってそっと覗くと、その奥には小さい古びた黄金の立像が祀られてあった。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
彼は床の上にひざまずいて、まず神壇の燈火を拝し、さらに骸骨の前に身を投げ伏して、その詞の通りにうやうやしく小坂部を拝した。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
殿上、奥深く、神壇に対ひ、歌楼のうち、やさけびの音しらぬ顔、蕭やかに勤行営む白髪長身の僧。
上田敏 海潮音 青空文庫
神壇|龕のやうに輝き、唖然としてすくみしわれらのうつけ姿。
上田敏 海潮音 青空文庫
作例 · 標準
神社の奥には、厳かな雰囲気の神壇が祀られている。
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故人の遺影と位牌が置かれた神壇に、静かに手を合わせた。
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村の守り神を祀るため、小高い丘の上に新しい神壇が設けられた。
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