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巍峨

ぎが
形容詞-たる副詞-と
1
標準
towering
文例 · 用例
しかしこれはむろん省かなくてはならぬ、なぜならば我々は農商務省の官衙が巍峨として聳えていたり、鉄管事件の裁判があったりする八百八街によって昔の面影を想像することができない。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
女仙外史の人の愛読|耽翫を惹く所以のもの、決して尠少にあらずして、而して又実に一|篇の淋漓たる筆墨、巍峨たる結構を得る所以のもの、決して偶然にあらざるを見る。
幸田露伴 運命 青空文庫
湖海の渺茫たる、山嶽の巍峨たる、大空の無限なる、あるいは千軍万馬の曠野に羅列せる、あるいは河漢星辰の地平に垂接せるが如き、皆壮大ならざるはなし。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
また時に遥かに連山の巍峨たるに接することあれど、すべて雲の峰なれば須臾にして散逸するをつねとす。
虹を渡る日 踊る地平線 青空文庫
右手の岸には巍峨たる氷山が聳えている。
槍祭夏の夜話 釘抜藤吉捕物覚書 青空文庫
ここは天然の要害で、四方を険しい峰に囲まれ、直ぐ後には山を控え、あたり一面は、巍峨たる岩石の山であった。
第七巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
これよりさき西洋の中世において、丘陵の上に巍峨たる石造の山城が構築されたものや、諸都市における教会の建造物など、ゴシック式の建築がしきりに造られ、ずいぶん美観の称すべきものがある。
三上義夫 芸術と数学及び科学 青空文庫
巍峨たる路の果、本街道から木立と山の背に隠れて、ささやかな辻堂が、岩の上に建って居るのでした。
野村胡堂 大江戸黄金狂 青空文庫
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