成業
せいぎょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
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文例 · 用例
無頓着なる白糸はただその健康を尋ぬるのみに安んじて、あえてその成業の期を問わず、欣弥もまたあながちこれを告げんとは為さざりき。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
いかにと申すに、先づ大将軍と申奉るは、天下に朝廷を軽しめ奉る者を、征伐せさせ玉ふ御職にまし/\て、此ぞ東照神御祖命の御成業の大義なればなり。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
さういふ心掛だから餘裕もない身上から僕等を成業させたのでそこを思へば逆ふことも出來ないのである。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
食うや食わずで逼塞している俺の両親は、俺の成業を首を長くして待っているのだ。
— 菊池寛 『青木の出京』 青空文庫
そうでなければ、なかなか一介の大工さんが志を立て、京都、奈良の古美術を見て歩き他日の成業を期する基を作るなどいう心掛けはなかなか起るものでないと思うことであります。
— 谷中時代の弟子のこと 『幕末維新懐古談』 青空文庫
かく思ひなりて、さて、その頃、おのれは本郷に住めり、父を養はむために營みつる屋敷なりけり、かゝる事の用にとならば、なき靈もいなみ給はじ、など思ひさだめて、やがて、そを賣りて、二千餘金を得、これに蓄餘を加へなどして、腰纒をとゝのへて、さて、ひたふるに辭書の成業をいそぎぬ。
— 大槻文彦 『ことばのうみのおくがき』 青空文庫
(貴女の御困苦が私の一身にも引くらべられて悲しいから、御成業の暁までを引受けさせて頂きたい。
— 長谷川時雨 『樋口一葉』 青空文庫
そもそも文字の意味を広くしていえば、政治もまた学問中の一課にして、政治家は必ず学者より出で、学校は政談家を生ずるの田圃なれども、学校の業成るの日において、その成業の人物が社会の人事にあたるに及びては、おのおのその赴くところを異にせざるをえず。
— 福沢諭吉 『学問の独立』 青空文庫
作例 · 標準
彼は十年の歳月をかけて、ようやくライフワークである歴史小説を成業させた。
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プロジェクトの成業を祝って、チームのメンバー全員で祝杯を挙げた。
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研究が成業の域に達するまでには、幾多の失敗と試行錯誤が必要だった。
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ウィキペディア
成業(じょうごう)とは、古代日本の学生が官吏登用試験に合格すること、また合格した当人のこと。
出典: 成業 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0