燭
しょく
名詞頻度ランク #2294 · 青空 848 例
標準
light
文例 · 用例
ただいま友人、大隅忠太郎君から、結納ならびに華燭の典の次第に就き電報を以て至急の依頼を受けましたが、ただちに貴門を訪れ御相談申上げたく、ついては御都合よろしき日時、ならびに貴門に至る道筋の略図などをお示し下さらば幸甚に存じます、と私も異様に緊張して書き送ってやったのである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
――そこへ母が倉から手燭を持つて飛び出して来た。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
紙燭して廊下通るや五月雨 降り続く梅雨季節。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そのため紙燭を持って、昼間廊下を通ったというのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
時たま特別の来客を饗応でもするときに、西洋|蝋燭がばね仕掛で管の中からせり上がって来る当時ではハイカラな燭台を使うこともあったが、しかし就寝時の有明けにはずっと後までも行燈を使っていた。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
広間の四方の障子はスツカリ取り払はれ、大洋を拭ふて来る海風は無数の蝋燭の焔をユラユラさせながら気持ちよく皆の肌に入つて行くのであつた。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
濁酒の面には蝋燭の焔がチラホラとうつつて居た。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
翌くる日は穂高岳に上るつもりで、朝|夙く起きた、宿の女が「飯が出来やしたから、囲炉裏の傍でやって下せえ、いけましねえか」と、畏る畏る閾越しに伺いに来る、いいとも、と返辞して大囲炉裏の前に、蝋燭を立て、猟士や宿の人たちと、車座になって飯を済ます、準備も整って出かけると、雨になった。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
作例 · 標準
暗闇の中で、一本の燭(ろうそく)の灯りが希望を与えてくれた。
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古い書斎には、古びたランプの燭(あかり)が静かに灯っていた。
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停電の夜、家族はテーブルを囲み、燭(ろうそく)の明かりで昔話をした。
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標準
obsolete unit of luminous intensity (approx. 1.0067 candela)
作例 · 標準
昔の照明器具の明るさを比較する際に、燭という単位が使われていたそうだ。
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そのランプの光度は、現代の単位では約1燭に相当すると推定される。
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古い文献に、灯りの明るさを燭で表す記述が見られた。
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