明るさ
あかるさ
名詞
標準
brightness
文例 · 用例
すくなくとも気を滅入らせない程度の明るさがなくてはならぬ。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
」 眼をひらけば冥茫模糊、薄みどり色の奇妙な明るさで、さうしてどこにも影がなく、ただ茫々たるものである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」 前後左右どちらを見ても、ただ杳々茫々、脚下を覗いてもやはり際限なく薄みどり色のほの明るさが續いてゐるばかりで、上を仰いでも、これまた蒼穹に非ざる洸洋たる大洞、ふたりの話聲の他には、物音一つ無く、春風に似て春風よりも少しねばつこいやうな風が浦島の耳朶をくすぐつてゐるだけである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
やみあがりの目にこゝろよき 雨の明るさ!
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
縁側で新聞が読めるか読めないかというくらいの明るさの時刻が開花時で、開き始めから開き終りまでの時間の長さは五分と十分の間にある。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
蝋燭にホヤをはめた燭台や手燭もあったが、これは明るさが不充分なばかりでなく、何となく一時の間に合せの燈火だというような気がする。
— 寺田寅彦 『石油ランプ』 青空文庫
これと反対に、例えばザッキンの妙な人形の絵など、随分形式的にはグロテスクに出来ているが、感じの内容には、どこかある明るさと愉快さがある。
— 寺田寅彦 『二科会展覧会雑感』 青空文庫
さつきまでの※持の興奮はいつとなくさめかかつてゐたが、それは心のどこかにまだほのかな明るさを投げてゐた。
— 南部修太郎 『夢』 青空文庫
作例 · 標準
法律による保護が市民を守る。
政治的な決定は社会に大きな影響を及ぼす。
民主的なプロセスが尊重される。
法規制により秩序が保たれている。