才分
さいぶん
名詞
標準
disposition
文例 · 用例
僕には才分があるのだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
君は言葉よりもそのかげと量と深さとを音楽的な才分とで創造した。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
もとより非力にして無能、才分まずしき僕の著作である故に、赤面なしに大言することはできないけれども、僕としては心血を注いだもので、広く一般の人に読書してもらいたい。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
」「見事な才分に恵まれてゐる。
— 牧野信一 『エハガキの激賞文』 青空文庫
」「だから、何んな取材で、何んな文章を書いても皆相当に面白いよ、単に才分ばかりのことでもない。
— 牧野信一 『エハガキの激賞文』 青空文庫
わたしは、かれの、見得易からざる才分の、恰もゑんゑんたる春の波にもてあそばれて、恢々と、即ち、人生のための芸術の扉を開かれるのであります。
— 牧野信一 『浪曼的月評』 青空文庫
どこにどうしてゐるのか知らないが、あれだけ傑れた才分の作家が、たとへその後百の悪作に自信を持たうと、やがてはあれ以上(いや、あれらと同列ならば結構なんだ!
— 牧野信一 『浪曼的月評』 青空文庫
わたしは、さういふ才分に欠けてゐるとあきらめかゝつた。
— 牧野信一 『山峡の凧』 青空文庫
作例 · 標準
彼の才分は、幼い頃から際立っていた。
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彼女は文学の才分に恵まれている。
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誰もが彼の才分を認め、将来を期待していた。
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