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眼識

がんしき
名詞
1
標準
discrimination
文例 · 用例
それぞれのエキスパートが品物の産地を云ひ當てるやうに、此の男には矢張り特別な眼識が具はつて居るかと思はれた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
しかし、審査の重責に在る者は、あまりに消極的な考えから、ひたすらに欠点の見落しを惧れるよりも、更に一層長所と美点に対する眼識の不足を恥ずべきではないかと思われるのである。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
それぞれのエキスパートが品物の産地を言い当てるように、この男にはやはり特別な眼識が備わっているのかと思われた。
寺田寅彦 写生紀行 青空文庫
仇討免状の事を貴殿に尋ねたところなぞは正に、鬼神を驚かす眼識じゃわい」「……と……仰せられますると……」 若い平馬の胸が口惜しさで一パイになって来た。
夢野久作 斬られたさに 青空文庫
しかし朋友を集めて竹槍をもって戦わしめたりする時に、褒美を先には少く後から多く与へた事や、当時から槍は三間柄が有利であるとの見解を持って居た事や、更に其頃次第に戦陣の間に威力を発揮して来た鉄砲の稽古に熱心であった事などを見ると、筑紫の坊さんの眼識を肯定出来そうである。
菊池寛 桶狭間合戦 青空文庫
勝頼は決して暗愚の将では無かったのだが、その機略威名が父信玄に遠く及ばない上に、良将を率い用いる力と眼識が無く、かく老将を抑えて自分を出そうとする我執がある。
菊池寛 長篠合戦 青空文庫
だから商人の商品価値の眼識をもつて芸術家の芸術価値へ眼鏡を与へる場合、相当な眼識をもつて芸術家の芸術性の殆んどのパーセンテージを知る事が出来るのである。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
そこで何故僕は専門画家以上に日本画についての一般眼識が商業資本家に握られるかといふ事を考へてみよう。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
作例 · 標準
彼は若い頃から多くの古美術品に触れてきただけあって、本物を見抜く確かな眼識を持っている。
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「君の眼識を信じてこのプロジェクトを任せるよ。誰をメンバーに選ぶかは自由だ。」
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凡百の評論家が見過ごした新人作家の才能をいち早く見出した彼の眼識には、誰もが脱帽した。
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「ただ高いものを買えばいいってもんじゃない。本当の贅沢には、物事の良し悪しを判断する眼識が必要なんだ。」
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