武事
ぶじ
名詞
標準
military affairs
文例 · 用例
偕に是れ文臣なりと雖も、今武事の日に当り、目前に官軍の大に敗れて、賊威の熾んに張るを見る、感憤何ぞ極まらん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
勿論是は後醍醐天皇の思召でもありましたが、一體官職といふものは文武の道二なるべからず、公家が武職にも任ずるのが昔の法だとあつて、親房の子は多く武事に從ひ、自分も東國に在つて、戰爭をもした人でありました、さういふ風な却々面白い經綸を持つて居りました。
— 内藤湖南 『日本文化の獨立』 青空文庫
五、六人ほしい、一人でもよい」口の中でこんなことをつぶやきながら、武事を監督した。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
それが何よりのご恩返しだ」 それからの彼と云うものは、武事に文事に切磋琢磨し、事ごとに他人の眼を驚かせた。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
然るにこれは王儉の考へが必ずしもよくはなく、古より兵の字の用ひ方廣く、武事の總名となつてゐるから、やはり軍と云はず兵といふ方がよい。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
今之文士、其可忘武事乎。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
今の文士、其れ武事を忘る可けんや。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
武事相怠り、調練行き届かざるがゆえに御座候。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
太平の世が長く続き、藩内の武士たちは次第に武事から遠ざかっていった。
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幼い頃から武事の訓練を積んできた彼は、弓馬の道において右に出る者がいない。
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国境の緊張が高まる中、政府は武事に関する予算を大幅に増額することを決定した。
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