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伊邪那美

イザナミ異読 いざなみ
名詞
1
標準
Izanami
文例 · 用例
父の御神詔りたまへば、伊邪那美よ、僕が母、妣坐せば、根の堅洲國、僕は戀し、罷りゆかずば、ただ哭くと泣く。
北原白秋 新頌 青空文庫
伊邪那岐命、伊邪那美命と天の御柱をめぐりてみあひませしときに、伊邪那美命まづ、あなにやし愛男をとのりたまひて、くみどに興してうみたまへる御子のふさはしからざりしも、たゞごとにはあらざりけり。
大町桂月 日月喩 青空文庫
我れ獨り空に殘りし霞かな 女體山の上には、伊邪那美命を祭り、男體山の上には伊邪那岐命を祭る。
大町桂月 春の筑波山 青空文庫
それから千曳きの考証としては、この筆者のいわく、千曳とは凡そ大なる石を云へり、古事記に最後其妹伊邪那美命身自追来焉爾千曳石引塞其黄泉比良坂云々。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
我國の最初の母なる神、造物神、その伊邪那美の神の永遠に眠れる墳墓の地とは伯耆と出雲の國境にあるといひ傳へられるところから、さういふ想像が生れて來たのか。
島崎藤村 山陰土産 青空文庫
比婆山の位置もはつきりしないとは聞くが、もしそんなところまで行くことが出來て、あの伊邪那美の神の墳墓の地を見たらばとも思つて來た。
島崎藤村 山陰土産 青空文庫
『古史成文』は、凡ての源泉徴証を、比較綜合して、記して曰く、爾に神伊邪那岐、伊邪那美命、妹妖二柱嫁き給いて、国の八十国、島の八十島を生み竟え、八百万の神を生給い、亦た悉く万物を生給う。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
神次に妹活杙神、次に意富斗能地神、次に妹|大斗乃弁神、次に母陀琉神、次に妹阿夜訶志古泥神、次に伊邪那美神。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
作例 · 標準
日本神話において、伊邪那美命は伊邪那岐命と共に国土を生み出したとされる。
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火の神を生んで命を落とした伊邪那美が黄泉の國へ去る物語は、日本人の死生観に大きな影響を与えている。
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出雲神話では、黄泉の主となった伊邪那美の存在が、國の成り立ちと深く結びついている。
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「まさに、伊邪那美の神話は、創造と破壊という相克する力の象徴と言えるだろう。」と、ある宗教学者は語った。
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