男神
おがみ
名詞
標準
male god
文例 · 用例
「そして、……」 声も朗かに、且つ慎ましく、「竜神だと、女神ですか、男神ですか。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
それからまたお二人、そのつぎには男神女神とお二人ずつ、八人の神さまが、つぎつぎにお生まれになった後に、伊弉諾神と伊弉冉神とおっしゃる男神女神がお生まれになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
あとの五人の男神は私の玉飾りからできたのだから、私の子だ」とおっしゃいました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
それから大空の神々の中でいちばんちえの深い思金神と、いちばんすぐれて力の強い手力男神とをさらにおつけ添えになったうえ、「思金神よ、そちはあの鏡の祀りをひき受けて、よくとり行なえよ」とおおせつけになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
男神二人に挑まれて、嫁せずして終りぬと云ひ傳ふ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
(アクテオンは、希臘の男神の名なり、女神ヂアナを垣間見て、罰のために鹿に變ぜられ、畜ふ所の群犬に噬まる。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
その前には、鉄の冠を戴いて、白い顔に黒い髯を勢よく生やし、紺青の着物を着た立派な冬の男神と、緑色の髪に花の冠を戴いて、桃色の長い着物を着た春の女神とが座わっています。
— 夢野久作 『雪の塔』 青空文庫
男神の如き岩手山と、名も姿も優しき姫神山に挾まれて、空には塵一筋浮べず、溢るゝ許りの夏の光を漂はせて、北上川の上流に跨つた自然の若々しさは、旅慣れた身ながらに、吉野の眼にも新しかつた。
— 石川啄木 『鳥影』 青空文庫
作例 · 標準
例句