軌条
きじょう
名詞
標準
rail (of a railroad)
文例 · 用例
一人はトラックによぢ下りて線路に軌条蹄鉄を嵌め、それに繋がる小箱の外側に取り付けた十二の電球が一せいに燃えることによつて線路の電汁はまた多汁であることを検査してゐた。
— 岡本かの子 『英国メーデーの記』 青空文庫
夏の街の恐怖焼けつくやうな夏の日の下におびえてぎらつく軌条の心。
— 石川啄木 『詩』 青空文庫
連れて行くつもりなんです」 貞吉は子供らしい動作で軌条の上を歩き出した。
— 佐左木俊郎 『汽笛』 青空文庫
――今の妻の家の前を、彼女が窓から観ていることを意識しながら、口笛を吹き鳴らし、綱渡りの格好で軌条の上を渡り歩いたころを。
— 佐左木俊郎 『汽笛』 青空文庫
機関車のビストンの音は客車の軌条を噛む音に掻き消された。
— 佐左木俊郎 『汽笛』 青空文庫
我々はただ二三本の軌条を当てがって結び付けさえすればよかったのだ。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
それも、単に本線との連結点の軌条を布設し、そこに以前のように転轍器を装置しさせすればすんだのだ。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
軌条と挟接鉄板と目釘とはすべて用意した、それらは皆その引込線の側線から取って来たものである。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
作例 · 標準
電車の軌条が雪で覆われていた。
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この路面電車は、専用の軌条の上を走る。
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「えっ、この線路、もう使われてないの?軌条が錆びてる。」
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新しい地下鉄の軌条敷設工事が進んでいる。
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ウィキペディア
軌条(きじょう)とは、鉄道の線路(軌道)を構成する要素の一つで、鉄道車両を直接支持し、車輪の転動のガイドとなる役割をもつ。一般的にはレールと呼ばれる場合が多い。素材は、一般的には、断面が逆Tの字型をした棒状の鋼製品が用いられる。鉄鋼分野では、条鋼の一種に分類されている。
出典: 軌条 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0