炒り粉
いりこ
名詞
標準
parched rice flour
文例 · 用例
ネズミモチの實(炒り粉にしてコオヒイの代用)。
— 木下杢太郎 『すかんぽ』 青空文庫
四 炒り粉はこしらえて直ぐに賞玩しないと味が悪くなる。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
群馬県高崎市赤坂町) 越後では長岡の長福寺という寺に、古い十王堂があって閻魔様を祀っていましたが、ここでは米の炒り粉を供えて咳の病を祈ると、立ちどころに全快するということで、咳の十王といえば誰知らぬ者もなかったそうです。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
四季折々の年中行事は、自然に接し、又その中へはいりこみ、そしてそれをたのしむ方法として、祖先が長い間かかってつくりあげたもので春夏秋冬を通じてそれは如何にもたくみに配置されているように思われる。
— 黒島傳治 『四季とその折々』 青空文庫
」 状勢がひっ迫するに従って、五六人の彼の同僚が、方々から、ここをめがけてはいりこんできていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
陳は、蒋介石の北上と共に、だん/\はいりこんで来た南軍の密偵と、便衣隊について調べるため街に出かけたのだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
半年という長い眠りにはいりこもうとするような自然は、それを眺める人の心を、寒く閉ざしていく静かさをもって、静かに最後の呼吸をしているようだった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
青島 僕はかまわず堂脇の家の広い庭にはいりこんで画を描いていてやった。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
作例 · 標準
和菓子の生地に炒り粉を混ぜて、独特の香ばしさを加える。
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炒り粉を使ったお菓子は、素朴ながらも風味豊かな味わいだ。
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団子に炒り粉をまぶすと、また違った食感が楽しめる。
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