海参
いりこ
名詞
標準
dried sea slug
文例 · 用例
ホヤは仙台等の海に多く、科学上魚類に近い物ながら、外見|海参に酷似す。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
予多くの支那旅行家より聞いたは、支那内地で金儲けは媚薬とか強壮剤とかに限る、現に日本始め南洋諸地からその種が絶えるまで採って支那へ売り込む海参、東海夫人、鰒は、彼らが人間第一の義務と心得た嗣子を生ましむる事受け合いてふ霊物と確信され、さてこそかくまで重大な貿易品となったのだと。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
支那町|傅家甸の新世界で、川鮑魚湯だの葱焼海参だのと呼号する偉そうできたない食を喫したのち、私たちは不可解な腕車をつらねて、喧騒と臭気と極彩色と殷賑と音響のなかを大通りキタイスカヤ街へ出た。
— 踊る地平線 『踊る地平線』 青空文庫
燕の巣、鮫の鰭、蒸した卵、燻した鯉、豚の丸煮、海参の羹、――料理はいくら数へても、到底数へ尽されなかつた。
— 芥川龍之介 『南京の基督』 青空文庫
豚のロースの葛掛や粉海老の海参じゃあんまり平凡だ。
— 魯迅 『幸福な家庭』 青空文庫
四季折々の年中行事は、自然に接し、又その中へはいりこみ、そしてそれをたのしむ方法として、祖先が長い間かかってつくりあげたもので春夏秋冬を通じてそれは如何にもたくみに配置されているように思われる。
— 黒島傳治 『四季とその折々』 青空文庫
」 状勢がひっ迫するに従って、五六人の彼の同僚が、方々から、ここをめがけてはいりこんできていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
陳は、蒋介石の北上と共に、だん/\はいりこんで来た南軍の密偵と、便衣隊について調べるため街に出かけたのだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
中華料理店で、高級食材の海参を贅沢に使った一品を注文した。
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乾燥させた海参は、水で戻すとぷりぷりとした食感になる。
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お土産に珍しい海参の加工品を選んでみた。
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