方正
ほうせい
形容動詞名詞
標準
rectitude
文例 · 用例
かの嚴肅なるお婆さんをも、また品行方正の聖人をも、なに恐れんやといふやうなかなりの勇者になつてゐるのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
――ロップ、紙幣と品行方正の匂いがする。
— 吉行エイスケ 『飛行機から墜ちるまで』 青空文庫
小父さんたちは、おとなしいし、第一品行が方正だから……言つた如く無事であつた。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
ご存じの通り、品行方正の點は、友だちが受合ふが、按摩に至つては、然も斷じて處女である。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
時候と、時と、光線の、微妙な配合によつて、しかも、品行の方正なるものにのみあらはるゝ幻影だと、宿の風呂番の(信さん)が言つた。
— 泉鏡太郎 『雨ふり』 青空文庫
その為人を問えば、方正謹厳、その行ないを質せば学問好き。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
――梶鶴雄君は小生の教え子にて、学力優秀、品行方正にて家庭教師として最適の人物と愚考仕り候わば、宜しく御引見の上御採用下され度く願い上げ候……。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
「あんた、品行方正って本当……?
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
作例 · 標準
彼は品行方正な学生として知られ、教師たちからの信頼も厚い。
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「常に方正な心を持って事に当たりなさい」と祖父から教えられた。
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彼の書く文字は、その人格を映し出したかのように方正で美しい。
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