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雨着

あまぎ
名詞
1
標準
raincoat
文例 · 用例
亡父の遺品の雨着物を着ている私は、この豪雨の張本人のような気がして、まことに、そら恐しい罪悪感を覚え、顔を挙げることが出来なかった。
太宰治 服装に就いて 青空文庫
この憎い大暴風雨も、もとはと言えば、私の雨着物の為なのである。
太宰治 服装に就いて 青空文庫
私には、単衣はこの雨着物の他に、久留米絣のが一枚ある。
太宰治 服装に就いて 青空文庫
ちょうどまた伴もつれず、雨着もつけずに参ったのでございまする。
芥川龍之介 三右衛門の罪 青空文庫
ひきつづく長雨で、石田氏の飼っている錦鯉の子供が、プールから泳ぎだしそうになったので、雨着を着てかまいに行った帰り、洋館の下までくると、二階の東側の窓ガラスを破って、窓幅だけの水が、すごい勢いでふきだしてきた。
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
假に地震豫報が天氣豫報の程度に達しても、雨天に於ては雨着や傘を要するように、又暴風に對しては海上の警戒は勿論、農作物、家屋等に對しても臨機の處置が入用であらう。
今村明恒 地震の話 青空文庫
飲料水を石油缶につめたり、天幕にする帆布、索、万年灯の油、つり道具、まんいちの用意として、かんづめ十個、マッチの小箱一個をかんづめの空缶に入れ、雨着の布でげんじゅうに包んだものなどをとりそろえて、あすでも天気がよければ、出発できるようにした。
須川邦彦 無人島に生きる十六人 青空文庫
とおうい とおうい あまぎりいいす朝がふたたび みどり色にそまりふくらんでゆく蕾のぐらすにやさしげな予感がうつってはいないか少年の胸には 朝ごとに窓 窓がひらかれたその窓からのぞいている 遠い私よ これは二年前、彼が広島に行ったとき、何気なくノートに書きしるしておいたものである。
原民喜 永遠のみどり 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日雨着について考えている。
雨着という言葉は日本語で重要だ。
彼は雨着の意味を理解している。
この文には雨着が含まれている。