雨傘
あまがさ
名詞
標準
umbrella
文例 · 用例
中には雨傘の用意までして来た郊外の人もある。
— 岡本かの子 『街頭』 青空文庫
骨董屋は、今朝、戦線へ出動した山東兵が、雨傘を持ったり、石油罐の一方をくり抜いて太い針金を通したバケツをさげていた、と笑っていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
車は通らず、雨傘も威勢よくポンと轆轤を開いたのでは、羽目へ当って幅ったいので、湯の帰りにも半開、春雨|捌きの玉川|翳。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
私は重い雨傘をかたむけて、有楽町から日比谷見附を過ぎて堀端へ来かかると、俄にうしろから足音がきこえた。
— 岡本綺堂 『御堀端三題』 青空文庫
○五月、歌舞伎座にて「侠客春雨傘」を初演。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
それより渋蛇の目の雨傘が暫く流行す。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
狂言は桜痴居士の著作のみを択みて、「春日局」「義士誉」「春雨傘」「新七つ面」。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
タンス、本箱、机、椅子、座蒲団、水屋、雨傘、洗面器の類まで買い与えたので、へそ繰りを全部投げ出した上に、借金が出来る始末だった。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日雨傘について考えている。
雨傘という言葉は日本語で重要だ。
彼は雨傘の意味を理解している。
この文には雨傘が含まれている。