雨具
あまぐ
名詞頻度ランク #40601 · 青空 90 例
標準
rain gear
文例 · 用例
あわれ、祖母に導かれて、振袖が、詰袖が、褄を取ったの、裳を引いたの、鼈甲の櫛の照々する、銀の簪の揺々するのが、真白な脛も露わに、友染の花の幻めいて、雨具もなしに、びしゃびしゃと、跣足で田舎の、山近な町の暗夜を辿る風情が、雨戸の破目を朦朧として透いて見えた。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
が、何、降るものと極れば、雨具の用意をするのは賢い。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
何、また、雨具もござる。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
雨具を持たないお客だよ。
— 泉鏡花 『菎蒻本』 青空文庫
われに等しき避難者は、男女老幼、雨具も無きが多く、陸続として、約二十町の間を引ききりなしに渡り行くのである。
— 伊藤左千夫 『水害雑録』 青空文庫
我に等しき避難者は、男女老幼、雨具も無きが多く、陸續として、約二十町の間を引きゝりなしに渡り行くのである。
— 伊藤左千夫 『水害雜録』 青空文庫
三男|市太夫、四男|五太夫の二人がほとんど同時に玄関に来て、雨具を脱いで座敷に通った。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
雨具で何重にも身を固めているから、途中で行き逢っても人間か何かわからぬ形をした、まず奇怪な者として追い払わなければならない下侍に親しみを感じる点だけでも、自分はみじめな者になったと源氏はみずから思われた。
— 明石 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日雨具について考えている。
雨具という言葉は日本語で重要だ。
彼は雨具の意味を理解している。
この文には雨具が含まれている。
ウィキペディア
雨具(あまぐ)とは、雨の日に体が濡れないように防護する道具や衣服。
出典: 雨具 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0