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退転

たいてん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
idling in one's training
文例 · 用例
だから実さんの恃むところは唯一つ「不退転の勇気」そのものである。
夢野久作 実さんの精神分析 青空文庫
まことや既に仏果を得て、勇猛精近の行堅固に、信心不退転の行者なれば、爾き黒暗闇の裡に処しても真如の鏡に心を照せば、胸間|霽れたる月のごとく、松の声せず鏡の音無きも結句静処を得たりと観じ、寂寞として水晶の数珠|爪繰りて泰然たり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
此故に心は大海の浪と揺ぎて定まる時無く、縁は荒野の草と萠えて尽くる期あらねば、たま/\大勇猛の意気を鼓して不退転の果報を得んとするものも、今日の縁にひかれて旧年の心を失ふ輩は、可惜舟を出して彼岸に到り得ず、憂くも道に迷ひて穢土に復還るに至る。
幸田露伴 二日物語 青空文庫
それでも一粒種、いい月日の下に、生れなすったんですけれど、廃藩以来、ほどなく、お邸は退転、御両親も皆あの世。
泉鏡花 縷紅新草 青空文庫
蔦屋は、若主人――お米さんの兄――が相場にかかって退転をしたそうです。
泉鏡花 雪霊記事 青空文庫
然しその御名号が唱えられぬばっかりに、一度お上人さまにお目にかかってお教えを頂こうと存じましてお探し申して居りました』蓮如『ふむ、それは気の毒とも何ともはや、さては信心退転でもいたしたか』おくみ『退転どころではござりませぬ。
岡本かの子 取返し物語 青空文庫
それをたずねて何とか身の処置を頼めとあったので、お筆はちっとばかりの家財を路用の金にかえて、こころ細くも身ひとつで東京へ出て来て、まず小石川へたずねて行くと、その人はとうにそこを退転してしまって、その行く先も判らなかった。
岡本綺堂 有喜世新聞の話 青空文庫
かくしてこの神曲「翁」披露能後に認められた翁の人格と芸能の卓抜さがその後引続いて如何に名誉ある活躍を示したか……そうしてその間に於ける翁の精進が如何に不退転なもので在ったかは、後掲の記録を一見しただけでも一目瞭然であろう。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
作例 · 標準
干潟は退潮時に現れ、多くの生き物たちの食料となる。
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2
標準
withdrawal (from a place due to financial ruin or loss of position)
作例 · 標準
「わあ、退潮でたくさんの貝が拾える!」と子供たちは歓声を上げた。
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