転出
てんしゅつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #30884 · 青空 45 例
標準
moving out (to)
文例 · 用例
斯くて婦人が無体にも予が寝し衾をかゝげつゝ、衝と身を入るゝに絶叫して、護謨球の如く飛上り、室の外に転出でて畢生の力を籠め、艶魔を封ずるかの如く、襖を圧へて立ちけるまでは、自分なせし業とは思はず、祈念を凝せる神仏がしかなさしめしを信ずるなり。
— 泉鏡花 『妖怪年代記』 青空文庫
田舎のほうに転出しようかとも考えているのですが、永い汽車旅行のあいだに悪化してしまうといけませんし、とにかくこの子の眼がよくならなければ私たちはどこへも行けない状態で、ほんとに困ってしまって。
— 太宰治 『薄明』 青空文庫
わたしは書画骨董の鑑定を学んで、それ等の仲介のコンミッションを取ったり、自分でも売買する方面へ職業を転出して行った。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
『大摩里支菩薩経』に、〈※酥枳竜口より二舌|出づ、身弦線のごとし〉とあるのは、トラクオトなどより転出した物か、アリゾナのモキス人、カシュミルの竜種人など、竜蛇の子孫という民族所々にある、これらも昔は鱗あるといったのだろう。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
一度『ラーマーヤナ』を通読すると支那の『西遊記』の孫悟空はどうもハヌマン伝から転出したよう思われる。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
全く上に引いた『賢愚因縁経』の瓢箪から駒でなくて麦を出した話から転出されたので、瓢から出た穀物を国中に施したなども両譚相似いる。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
上に孫引きした『博物類纂』の支那方あたりから転出したと見える。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
これより転出したようなは、ブリタニーの天主教寺の縁日に壁に掛けて僧が杖もて絵解する画幅で、罪業深き人の心臓の真中にある大鬼を七動物が囲繞の体だ。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
新しいアパートに引っ越すため、市役所に転出の手続きに行った。
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会社を辞めて海外へ移住するため、日本から転出した。
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彼は研究のために一時的に大学から転出することになった。
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標準
transfer (to a new post)
作例 · 標準
海外支社への転出が決まり、家族と離れて暮らすことになる。
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来月から本社へ転出するため、今の部署での引き継ぎを進めている。
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彼は地方公務員から中央省庁への転出を経験した。
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