句義
くぎ
名詞頻度ランク #38738 · 青空 0 例
標準
meaning of a phrase
文例 · 用例
遅々たる行列の進みが百貨店の外の入口まで届くと黒服の店員に管理されて人数の一くぎりずつが内側の入口の床石に誘われる。
— 岡本かの子 『街頭』 青空文庫
今、百貨店、ギャラレ・ラファイエットの飾窓から一くぎりずつ出て来る群集を待ち受けて旧套な夜の巴里が次ぎ次ぎに呑んで行く――。
— 岡本かの子 『街頭』 青空文庫
波と波とが激しく拍って青くぎらぎらした。
— 宮沢賢治 『あけがた』 青空文庫
そのとき日光の柱は水のなかの尾鰭に射して青くまた白くぎらぎら反射した。
— 宮澤賢治 『龍と詩人』 青空文庫
そのほかにも、かれ、蚊帳吊るため部屋の四隅に打ちこまれてある三寸くぎ抜かばやと、もともと四尺八寸の小女、高所の釘と背のびしながらの悪戦苦闘、ちらと拝見したこともございました。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
」 刀が青くぎらぎら光りました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
その眼も青くぎらぎらしました。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
私はしばらくその老人の、高い咽喉仏のぎくぎく動くのを、見るともなしに見ていました。
— 宮沢賢治 『雁の童子』 青空文庫