字義
じぎ
名詞
標準
meaning of a word
文例 · 用例
『野蛮人』という言葉は、彼の語藻において『西洋人』と同字義であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
句の前書には「琴心挑美人」とあり、支那の故事を寓意させてあるけれども、文字の字義とは関係なく、琴の古風な情緒が、昔のなつかしい追懐をそそるという意味で使ったのだろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
美的な放恣、つつましやかな自由、それはどうあるべきかと追求されてもこまるけれど、とにかく以上の字義どおり何れの女性も心術として欲しい、結果はおのずから達成せられるでありましょう。
— 岡本かの子 『女性の不平とよろこび』 青空文庫
わが國の文壇では、いつも「新」と「善」とが同字義であり、「舊」と「惡」とが同じ概念を意味してゐる。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
が、君子國日本のやうに四|角四|面な取締などもとよりあらう筈もなく、それは字義通りの不夜城だ。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
……春星池活東、活東は蝌蚪にして、字義(オタマジヤクシ)ださうである。
— 泉鏡太郎 『番茶話』 青空文庫
即ち言語の字義が抽象する概念のみが重要であつて、言葉の人格とも言ふべき感情的の要素――音律や、拍節や、氣分や、色調や、――が閑却されて居る。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
にもかかわらず、古来多くの詩人等は、この点で態度を晦まし、強いて字義の言明された定義を避けてる。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
作例 · 標準
この法律の字義通りに解釈すると、国民の権利が著しく制限されることになる。
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