不燃
ふねん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #37055 · 青空 1 例
標準
incombustibility
文例 · 用例
始めは、材木や何かをつんで置いたところに居たが、あとで気がついて竹で矢来をくみ、なかに、スレート、石のような不燃焼物のあるところにうつり、包を一つスレートの間に埋めて居た。
— 宮本百合子 『大正十二年九月一日よりの東京・横浜間大震火災についての記録』 青空文庫
燃焼しうるものは寧ろ方便的なものであつて、真に言ひたいところのものは不燃性の「あるもの」である。
— 坂口安吾 『文章の一形式』 青空文庫
読者の如何やうに意地の悪い近代的感覚によつても、この作品に不安定とか、不合理とか、不燃焼といふものを見出すことは不可能であらう。
— 坂口安吾 『中村地平著「長耳国漂流記」』 青空文庫
ただ、もひとつの旅行が、むしろほんものの旅行であるのに、ひとり帰ること、同じことが、これほど世智辛く迫らないのが、むしろ滑稽なのです」 常に見る野々宮の弱々しさが戻つてゐたが、もはや由子は、その底に、不燃性のふてぶてしさを読むのみだつた。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
このなまぐさい不燃性の暗らさに向つて、正視に堪える心はないのだ。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
要するに愛というものがチェーホフにとっては、来世とか不滅とかいうのと同じ空っぽな抽象概念にすぎず、それに対して彼の心が完全な不燃焼物であったことは、決して無根の想像ではないわけだ。
— ――チェーホフ序説の一部として―― 『チェーホフ試論』 青空文庫
要するに愛というものがチェーホフにとって、来世とか不滅とかいうのと同じ空っぽな抽象概念にすぎず、それに対して彼の心が完全な不燃焼物であったことは、決して無根の想像ではないわけだ。
— ――一つの反措定として―― 『チェーホフ序説』 青空文庫
そんな事に騒ぐよりも不燃性水素でも作って見給え、排日なんか一辺に止んでしまうから。
— 中谷宇吉郎 『先生を囲る話』 青空文庫
作例 · 標準
この地域では、ゴミを可燃、不燃、資源ごみに分別する必要がある。
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ガラスや陶器は、不燃ごみとして指定の日に出してください。
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この建物は、燃えにくい不燃材料で建てられている。
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