可燃
かねん
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #34232 · 青空 7 例
標準
inflammable
文例 · 用例
地の下から噴き出す何かの可燃性|瓦斯が、火の海の中央を噴破って、プクリプクリと眩しい泡を立てている、その一点を凝視したまま動かない。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
その床の一部分と、入って行くときに通った長い拱廊の内面の全部とが、念入りに銅で蔽われているところをみると、それは明らかに遠い昔の封建時代には地下牢というもっとも悪い目的に用いられ、のちには火薬またはその他なにか高度の可燃物の貯蔵所として使用されていたものであった。
— THE FALL OF HOUSE OF USHER 『アッシャー家の崩壊』 青空文庫
悪い時には仕方のないもので、お品の安全燈は炭車の尻にブラ下げてあり、そして空の炭車はそのまま走っていたのであるから炭車の尻には複雑な気流が起り、いままで地面に沈積していた微細な可燃性の炭塵は、当然烈しく捲き立てられていたのであった。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
ところが酸素の発見によりて、火は、可燃物質に一定の熱と酸素とを加へることによりて生ずるといふことが明らかにされた。
— 平林初之輔 『文学の本質について(一)』 青空文庫
インテリ層は、最も早く火を引き易い可燃層である。
— 豊島与志雄 『文学の曇天』 青空文庫
御承知のとおり、腐敗瓦斯には沼気のような熱の稀薄な可燃性のものが多量にあるのですから、その燐光が、月光で穴の縁に作られている陰影を消し、滑走中の妻を墜し込んだのです。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
塵埃焼場も深い穴で、可燃物と空缶類とは別々の穴に投入れることにした。
— ある新聞記者の見た敗戦 『比島投降記』 青空文庫
彼は余りに可燃質なり、彼は余りに殺急に、余りに刃近し、切言すれば彼は浅躁と軽慓と雑馭との譏を免るる能わず。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
作例 · 標準
実験室には可燃性のガスが充満しているため、火気の使用は厳禁とされている。
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「このスプレー、可燃性って書いてあるよ」「あ、ストーブの近くに置いちゃ危ないね」
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古い木造建築は可燃性が高く、火災が発生すると一気に燃え広がる恐れがある。
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製品の安全性を高めるため、カバーには可燃を抑える難燃素材を採用した。
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