肌膚
きふ
名詞
標準
skin
文例 · 用例
萎花酒精のかをり硝銀の、 肌膚灼くにほひしかもあれ、大展覧の花むらは、 夏夜あざらに息づきぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
われは慴然として肌膚の粟を生ずるを覺え、急に舟を呼んで薄赤いろなる古宮殿、獅子を刻める石柱の前を過ぎ、鹹澤の方に向ひぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
それが横にも竪にも大きくなつて、肌膚もつやゝかに見えて髮も長くなつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
しつとりと落付いた空氣を透して、日光が妙に肌膚へ揉み込むやうに暖かで且つ暑かつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
焦燥つて堀を飛び越えようとしては野茨の刺に肌膚を傷けたり、泥に衣物を汚したり苦い失敗の味を嘗めねばならぬ。
— 長塚節 『土』 青空文庫
軟かな月の光におつぎの肌膚は白く見えて居た。
— 長塚節 『土』 青空文庫
卯平は八十に近く成つて居ながら恐ろしい岩疊な身體が髮は白く且少く成つたが肌膚には潤澤があつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
勘次は暑いので紺の襦袢も腰のあたりへだらりとこかして、焦たやうな肌膚をさらけ出して居る。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
赤ちゃんの肌膚は透き通るように白く、瑞々しかった。
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冬の乾燥した空気は、肌膚に大きなダメージを与える。
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医学書には、肌膚の構造に関する詳細な図が載っている。
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