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棋布

きふ
名詞動詞-サ変
1
標準
scattering (of islands, Go pieces, etc., often in harmonious balance)
文例 · 用例
〔卑屈の友らをいきどほろしく〕宮沢賢治卑屈の友らをいきどほろしく粘土地二片をはしりてよぎり崖にて青草黄金なるを知りのぼりてかれ草黄なるをふめば白雪きららに落ち来るものか一列赤赤ならべるひのきふたゝび卑屈の友らをおもひたかぶるおもひは雲にもまじへかの粘土地なるかの官庁に灰鋳鉄のいかりを投げよ
宮沢賢治 〔卑屈の友らをいきどほろしく〕 青空文庫
話が佳境に入って来ると、ヘルンは恐ろしそうに顔色を変え、『その話、怖いです、怖いです』といっておののきふるえた。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
例えば小督局の廃跡を訪うて咏んだという句、うきふしや竹の子となる人の果 の如きも、理解のない鑑賞で見る限りは、単なる観念的の俳句であって、子規のいわゆる月並臭の駄句にしか感じられない。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
ふぶき萩原朔太郎くち惜しきふるまひをしたる朝あららんらんと降りしきる雪を冒して一目散にひたばしるこのとき雨もそひきたりすべてはくやしきそら涙あの顏にちらりと落ちたそら涙けんめいになりて走れよひたばしるきちがひの涙にぬれてあららんらんと吹きつけるなんのふぶきぞ青き雨ぞや
萩原朔太郎 ふぶき 青空文庫
汗をふきふきついて行った。
寺田寅彦 鴫つき 青空文庫
しどけなき、なれが頸は虹にしてちからなき、嬰児ごとき腕して絃うたあはせはやきふし、なれの踊れば、海原はなみだぐましき金にして夕陽をたたへ沖つ瀬は、いよとほく、かしこしづかにうるほへる空になん、汝の息絶ゆるとわれはながめぬ。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
きふたりの伝令使は見る間に飛び込んできた。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
どうぞ不憫と思うてやって下さい……」 一語一句皆涙で、僕も一時泣きふしてしまった。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
作例 · 標準
太平洋には、星屑のように小さな島々が棋布している。
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盤上に棋布する石の一つ一つに、深い意味が込められているようだ。
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古都には、歴史を語るように多くの寺院が棋布していた。
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