吐露
とろ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #27984 · 青空 167 例
標準
expressing one's mind
文例 · 用例
フランスではロダンの為事場に入り浸りになっていて、ロダンの評を書いたのですが、ロダンを評したのだか、自家の主観を吐露したのだか分からないような、頗る抒情的な本になってしまったのです。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
作者は、桂月の非難に弁解して、歌は歌であって、自分の心のまことを、そのまゝ吐露したものである。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
ないから被告人は心の十分の一も吐露することが出来ない。
— 平出修 『公判』 青空文庫
いちいち真実を吐露し合っていたんじゃ、やり切れない。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
」 かの女も画家も、意識下に直助によつて動揺させられるものがあり、二人ともめい/\勝手にあらぬことを云つてるやうで、しかも、心肝を吐露してる不思議な世界を心に踏みつつ丘の坂道を下つた。
— 岡本かの子 『川』 青空文庫
言いたい事が在ったのだけれど、それが、どうしても言えず、これが随筆でなく、小説だったら、いくらでも濶達に書けるのだが、と一箇月まえから腹案中の短篇小説を反芻してみて何やら楽しく、書くんだったら小説として、この現在の鬱屈の心情を吐露したい。
— 太宰治 『作家の像』 青空文庫
今から、また、また、二十人に余るご迷惑おかけして居る恩人たちへお詫びのお手紙、一方、あらたに借銭たのむ誠実吐露の長い文、もう、いやだ。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
永野の葉書には、『太宰治氏を十年の友と安んじ居ること、真情|吐露してお伝え下され度く』とあるから、原因が何であったかは知らぬが、益々交友の契を固くせられるよう、ぼくからも祈ります。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年胸の内に秘めていた孤独な思いを、信頼する親友の前でついに吐露した。
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記者会見の最後に、監督は優勝を逃したことへの本当の悔しさを飾らない言葉で吐露した。
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彼女の日記には、誰にも言えない日々の葛藤や将来への不安が静かに吐露されていた。
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