浮気者
うわきもの
名詞
標準
cheater
文例 · 用例
「藤さんは浮気者だから、ここの家へ来るなんて旨いことを云って、どっかへしけ込んでいるんじゃありませんかえ」と、お新は笑っていた。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
無暗に食い散らしをするような浮気者じゃあるめえね」「それがどうも判りませんの」と、お登久は妬ましそうに云った。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
そして、ふと下を向いて、丁度そこへ運ばれて来たしるこをすすったが、やがて急に顔を上げると、「――そんな浮気者とは知らなんだ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
エビルは浮気者だったので、(斯ういう時に「けれども」という接続詞を使いたがるのは温帯人の論理に過ぎない)又、大の嫉妬家でもあった。
— 夫婦 『南島譚』 青空文庫
「今隣へはいりかけたんだよ」「浮気者!
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
そこで、其蝶がいつも仲裁役をつとめているうちに、根が浮気者のお葉ですから、そんな折檻にも懲りないで、其蝶に色目を使うようになって来たんです。
— 冬の金魚 『半七捕物帳』 青空文庫
浮気者」と、豊は反り返って手をうった。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
あんなにも男が恋しいものかね」「浮気者にゃあ判らねえことさ」「知らないよ。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
作例 · 標準
例句