風来坊
ふうらいぼう
名詞
標準
wanderer
文例 · 用例
そこが手なんだろうと思うんですが、依然として風来坊を気取りながらアチコチと棚を見上げ見下して行く中に、如何にも自然に狙った本へ近付いて行く。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
私などただ旅の風来坊の無責任な直感だけで言ふのだが、やはり、もうこの辺から、何だか、津軽ではないやうな気がするのである。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
「時も時、草木も眠る丑満の、所もあろうにわが山門に、紛れ込んだる慮外者、熱に浮かされ夜な夜な歩く、夢遊病者か風来坊か。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
それから伸び放題になっていた頭をハイカラに手入れして、見違えるようなシャンに生れ変りましたが、併しソンナ風にして生れ変りは変ったものの、モトモト行く先も帰る先も無い、風来坊の身の上でしたから仕方がありません。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
この点でもやはり龍代の見込みが百パーセントに的中していたのかも知れませんが、元来、風来坊の川流れであった私が、それから後というものは、龍代にも負けないくらい性格の一変ぶりを見せましたもので、どこで得た知識かわかりませんが、自分でも驚くほどの才能を発揮し初めたものです。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
あなたは近頃、この浦塩の町で評判になっている、風来坊のキチガイ紳士が、私だという事をチットモ御存じなかったのですね。
— 夢野久作 『死後の恋』 青空文庫
「なに風来坊ですがね、すこし探しているものがあるのですが、ね、しかし、もうだめです」 洋服の男はどろんとした手でまたテーブルの上をどんと打った。
— 田中貢太郎 『港の妖婦』 青空文庫
「やい、この低脳の風来坊!
— 牧野信一 『心象風景』 青空文庫
作例 · 標準
若い頃の彼は、あてのない旅を続ける風来坊のような生活を送っていた。
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「またあの風来坊が帰ってきたのか」と、村人たちは噂話を始めた。
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風来坊の伯父は、帰省するたびに異国の珍しいお土産を私たちに届けてくれる。
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ウィキペディア曖昧さ回避
風来坊(ふうらいぼう)は、どこからともなく現れてはどこへともなく去っていく人のこと。 風来坊探偵シリーズ - 日本映画のシリーズ(全2作)。 風来坊 (テレビドラマ) - フジテレビの時代劇。 風来坊 (岡山県) - 岡山県のラーメンチェーン。 風来坊 (愛知県) - 愛知県発祥のから揚げチェーン。 風来坊 (ふきのとうの曲) - ふきのとうのシングル。 風来坊 (アルバム) - ふきのとうのアルバム。
出典: 風来坊 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0