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逆鱗

げきりん
名詞
1
標準
one's superior's anger
文例 · 用例
すべて人は何様いう強いことを言われても、急所に触れないのは捨てても置けるものであるが、たまたま逆鱗即ち急所に触れることを言われると腹を立てるものである。
幸田露伴 連環記 青空文庫
愛寵比なき李夫人の兄たる弐師将軍にしてからが兵力不足のためいったん、大宛から引揚げようとして帝の逆鱗にふれ、玉門関をとじられてしまった。
中島敦 李陵 青空文庫
孝明天皇は、その非礼に、いたく逆鱗あらせられ給うたのであつた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
と考え出すと、南無三宝、も一つの瓶には蝮が居たぞ、ぐるぐると蜷局を巻いた、胴腹が白くよじれて、ぶるッと力を入れたような横筋の青隈が凹んで、逆鱗の立ったるが、瓶の口へ、ト達く処に、鎌首を擡げた一件、封じ目を突出る勢。
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
それからちゅうものは、少しく癪に触る者あればすなわち指さして殺すので、天帝すこぶる逆鱗あり、ヴィシュニュの前身フラ・ナライ(那羅延)に勅して彼を誅せしむと来た。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
「陛下、恐れ多いことにござりまするが、われら忠誠なる陛下の臣が、何を以つて陛下の逆鱗に触れ奉りましたのでござりませうか?
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
直言※議、諱まず憚らず、時には国王の逆鱗に触れるほどの危きをも冒し、ますます筆鋒を鋭くして、死に至るまで実利主義のために進路の荊棘を攘った。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
」と、大いに逆鱗あつたによつて、あはれや「れぷろぼす」はその夜の内に、見るもいぶせい地の底の牢舎へ、禁獄せられる身の上となつた。
芥川龍之介 きりしとほろ上人伝 青空文庫
作例 · 標準
不用意な発言が会長の逆鱗に触れ、彼は即座に解雇された。
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「これ以上は逆鱗に触れるぞ」と、先輩が小声で忠告してくれた。
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彼の誠実な態度が、激怒していた社長の逆鱗を鎮めた。
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2
標準
imperial wrath
作例 · 標準
諫言を呈した忠臣が、王の逆鱗に触れて牢獄に入れられた。
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龍の逆鱗に触れる者は、命を落とすという言い伝えがある。
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「あいつ、先生の逆鱗に触れるようなこと言っちゃったな」と友達が囁いた。
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ウィキペディア

逆鱗(げきりん)とは、伝説上の神獣である「竜(龍)」の81枚の鱗 のうち、顎の下(喉元)にあって1枚だけ逆さに生えているとされる鱗のことをいう。当記事においては、主に「逆鱗」を用いた慣用表現について述べる。

出典: 逆鱗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0