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精読

せいどく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #34525 · 青空 68
1
標準
careful reading
文例 · 用例
聖書を一度、情熱を以て精読した人なら、誰でも知っている筈のものを、ことごとしく取扱っているだけであった。
太宰治 世界的 青空文庫
他人の研究を記述した論文を如何によく精読したところで、その研究者自身の頭の中まで潜り込む事が出来ない以上は、その人の得た結果を採用するという事にはやはりこのイズムの匂がある。
寺田寅彦 鸚鵡のイズム 青空文庫
したがって或る種の読者には、多少難解と思われる懸念もあるが、十分注意して精読すれば、決して解らないと言うところはないと思う。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
特に就中、反対論者に対して僕は是非この新著を、一応精読されんことを希望する。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
葉子は一々精読するのがめんどうなので行から行に飛び越えながら読んで行った。
有島武郎 或る女 青空文庫
一時はその手段の一つとしての禅の研究を思い附き、『禅門法語集』や『白隠全集』を頻りに精読し、禅宗の雑誌まで購読し、熱心鋭意して禅の工風に耽っていた。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
が、世間は如何に見ようとも、自分の使命は国際的舞台にあるをあくまでも任じて、少しも志望を曲げずに極東時局に関する内外の著書は得るに随って精読し、内外新聞の外交に関する事項は細さに究めて切抜きを保存し、殊に『外交時報』は隅から隅までを反覆細読していた。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
しかし例の「新兵」で思ったより刑期も延びて、別に急がぬ旅になったことだから、その後は大いに牛歩をきめて、精読また精読している。
大杉栄 獄中消息 青空文庫
作例 · 標準
重要な契約書の細かい条項を隅々まで精読し、将来発生しうるあらゆるリスクを事前に洗い出す。
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彼は古典文学の一節を一語一句精読し、行間に隠された作者の真の意図を注意深く読み解こうとした。
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速読で情報を集めるのも重要だが、難解な学術書の内容を完全に咀嚼するには、時間をかけた精読が欠かせない。
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