熟読
じゅくどく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #24209 · 青空 119 例
標準
careful reading
文例 · 用例
蓋し熟読といふことはどういふことかも思ひも到らぬ連中といふものは多いものである。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
私を信頼しきつて、安心しきつてかの女の心は蜜柑の色にそのやさしさは氾濫するなく、かといつて鹿のやうに縮かむこともありませんでした私はすべての用件を忘れこの時ばかりはゆるやかに時間を熟読|翫味しました。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
新聞を熟読するのが彼の生涯の楽しみの一つであった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
桂は一度西国立志編の美味を知って以後は、何度この書を読んだかしれない、ほとんど暗誦するほど熟読したらしい、そして今日といえどもつねにこれを座右に置いている。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
たとえばほんとうに有益なまとまった書物でも熟読しようというような熱心と気力を失わせるような弊がありはしまいか。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
そこで以前より、本なら熟読。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
なお、小林秀雄氏の文芸評論はランボオ論以来ひそかに熟読した。
— 織田作之助 『わが文学修業』 青空文庫
そしたら、梶君の行動は小田君が知っている筈だから小田君にきけばいいでしょう――と小田さんの小説の計画のことを伺ったんです」「なるほど……」「じゃ、ちょっと拝見」 司法主任は小田のノートを熟読した。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
作例 · 標準
契約書の内容に不明な点がないか、隅から隅まで熟読してから署名した。
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恩師から贈られたその本を、彼はページがボロボロになるまで熟読した。
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「このマニュアルを熟読しておかないと、機械の操作ミスで事故につながるぞ」
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