昔日
せきじつ
名詞
標準
old days
文例 · 用例
衣食住さへ足りればいゝ人達は、不景気にも関らず、昔日よりも元気でこそあれ落胆してゐるとは思はれぬ。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
恐らく、芸術家は、昔日よりも、一層の孤独を必要とするであらう。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
だが作家等が昔日のやうに、楽々と筆を執つてゐないことだけは事実である。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
かくては「統一」の要求は忘れ果てられるのみならず、昔日の粗朴ささへもが、はや「血迷つた粗朴さ」でしかないのである。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
あのやうな烈しい愛と熱とがもう私と友とを昔日のやうに結びつけることが出来なくなつたのであらうか。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
野良仕事にも、夜なべにも昔日のように精が出なくなった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
どこか昔日の力士|逆鉾を思い出させるものがある。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
ところが、今このガンスの作品を見て昔日のこの感じを新たにするような気がした。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
作例 · 標準
かつての栄華を誇った宮殿も、今は昔日の輝きを失い、崩れかけた壁が残るのみだ。
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「昔日の恩を忘れたわけではありませんが、今は立場が違うのです」と彼は静かに語った。
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アルバムを開くと、昔日の楽しい思い出が走馬灯のように駆け巡った。
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