四時
しじ異読 しいじ
名詞
標準
the four seasons
文例 · 用例
プリプリしながら、だがその晩は七時にはお湯屋に行き、目覚時計を四時に掛けて八時には床に這入つた。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
その日、私は馬場との約束どおり、午後の四時頃、上野公園の菊ちゃんの甘酒屋を訪れたのであるが、馬場は紺飛白の単衣に小倉の袴という維新風俗で赤毛氈の縁台に腰かけて私を待っていた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
今ようやく八時なればまだ四時間はこゝに待つべしと思えば堪えられぬ欠伸に向うに坐れる姉様けゞん顔して吾を見る。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
時これ金と云えばこの四時間何金に当るや知らねどあくびと煙草の煙に消すも残念なり、いざや人物の観察にても始めんと目を見開けば隣りに腰かけし印半天の煙草の火を借らんとて誤りて我が手に火を落しあわてて引きのけたる我がさまの吾ながら可笑しければ思わず噴き出す。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
その一つは端書で「今朝ハ失敬、今日午後四時頃夏目来訪只今(九時)帰申候。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
「四時頃」の三字はあとから行の右側へ書き入れになっている。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
それはとにかく「四時」「九時」と時刻を克明に書いている所に何となく自分の頭にある子規という人が出ているような気がする。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
國技館に到着したのは、午後四時頃でありました。
— 太宰治 『國技館』 青空文庫
作例 · 標準
四時を通じて美しい花が咲き誇る、素晴らしい庭園だ。
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日本の四季折々の風景は、四時絶えることなく旅人を魅了する。
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四時、休むことなく流れる川のせせらぎが心地よい。
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ウィキペディア曖昧さ回避
四時 4つの時 四季。春・夏・秋・冬。 朔・弦・望・晦 旦・昼・暮・夜 4時
出典: 四時 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0