渋る
しぶる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to be reluctant (to do)
文例 · 用例
語彙が貧弱だから、ペンが渋るのである。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
「でも……」と、さすがに渋ると、多鶴子は、「そんな体ではひとりで帰れないわ」 まるで豹一の体をかかえんばかりにして、車から降ろした。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
年若には似ない克明な口上振、時々ものいいの渋るといい、何でも口うつしに口上を習って路々暗誦でもして来たものらしい。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
筆はますます渋るばかりだった。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
貴女が、行きたがらないものだから、青木さんまでが、出渋るのですわ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
お神が買い渋るのを、怒鳴り付けて買わせるのも大抵は江戸ッ子である。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
朝やっぱり出渋るのだ。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
しかし、私は、今日まで、そういうことなど考えて見たことのない生初心な若者|故、いざ行くとなると気が差してなかなか行き渋る。
— 遊芸には縁のなかったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
作例 · 標準
給料日の前だからか、彼は飲み会に誘っても参加を渋っている。
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「どうしても今すぐ決めなきゃダメかな?」と、彼は契約書のサインを渋った。
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息子が宿題を渋るので、終わったらゲームをしていいという条件を出した。
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標準
to falter
作例 · 標準
円安の影響で原材料費が高騰し、景気の回復が渋っているようだ。
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万年筆のインクの出が渋ってきたので、ペン先をぬるま湯で洗ってみた。
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「最近、仕事の進みが渋っているみたいだけど、何かトラブルでもあった?」
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標準
to have a frequent urge to defecate but difficulty passing stool
作例 · 標準
下痢気味でお腹が渋ってしまい、トイレからなかなか出られなくて困った。
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食あたりだろうか、なんだかずっとお腹の底が渋る感じが残っている。
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「痛みが引いた後も、こうしてお腹が渋るのが一番辛いんだよね」
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