赭顔
しゃがん
名詞頻度ランク #31797 · 青空 85 例
標準
ruddy face
文例 · 用例
) と赭顔なのが白い歯を剥き出していうようです。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
白髯赭顔のデビス長老が、質素な黒のガウンを着て、祭壇に立ったのです。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
初め、赭顔・鬚面のその容貌を醜いと感じた俺も、次の瞬間には、彼の内から溢れ出るものに圧倒されて、容貌のことなど、すっかり忘れてしまった。
— ―沙門悟浄の手記― 『悟浄歎異』 青空文庫
赭顔は、でっぷりとした頬を張って、「いやさ、用とはこっちから云う事じゃろうが、うう御老人。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
跡から行く二人は皆赤い襟章で、一人は赭顔の図抜けて背の高い男、一人は締まつた体で、苦味走つた顔をした男である。
— 森鴎外 『金貨』 青空文庫
主人も客も湯帷子に着更へて、縁側近く据わつて、主人と背の高い赭顔とが棋を打つのを、小男の客が見てゐる。
— 森鴎外 『金貨』 青空文庫
」 石を一つ持つて考へ込んでゐた赭顔は奥さんにかう云つた。
— 森鴎外 『金貨』 青空文庫
赭顔は大きな体をゆつたり構へて、にこにこしてゐる。
— 森鴎外 『金貨』 青空文庫