四民
しみん
名詞
標準
the four social classes (of Edo-period Japan; samurai, farmers, artisans, merchants)
文例 · 用例
どんな勤倹な四民も年に一度のお花見には特定の「濫費デー」を設けた。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
彼は学士となして、願くは再び四民の上に立たしめん。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
況してや女わらべは草双紙を読むぐらゐで、此の草双紙や戯作本は堅木の家では遠ざけてゐたから、四民の上に位する堂々たる武士の家に書物が一冊も無いのは少しも珍らしく無かつた。
— 内田魯庵 『家庭の読書室』 青空文庫
主水之介のよろこびは四民のよろこび、何とも申し上げようもござりませぬ」「いかん!
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
士族というお家柄をどうするんじゃ」 その門地を倒し、そのお家柄を破壊して、四民平等の天下を創み出そうと豪語した旧権打倒御新政謳歌の志士が、真っ先に先ずおどろくべき憤慨を発したのである。
— 佐々木味津三 『流行暗殺節』 青空文庫
しかも驕慢四民を悩まし、下苛政を恨まざるなし。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
その陋劣い心を人間の胸から攘ひ浄めて、富めるも賤きも、真に四民平等の楽天地を作る。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
その陋劣い心を人間の胸から攘ひ淨めて、富めるも賤きも、眞に四民平等の樂天地を作る。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代には、士農工商という四民の別が厳格に定められていた。
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明治維新によって四民平等の世となり、身分制度は廃止された。
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歴史の授業で、封建社会における四民の役割分担について学んだ。
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