同車
どうしゃ
名詞動詞-サ変
標準
riding in the same car
文例 · 用例
春雨や同車の君がさざめ言白梅や誰が昔より垣の外妹が垣根|三味線草の花|咲ぬ恋さまざま願の糸も白きより二人してむすべば濁る清水かな 蕪村の句の特異性は、色彩の調子が明るく、絵具が生々しており、光が強烈であることである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
春雨や同車の君がさざめ言筋かひにふとん敷たり宵の春誰が為の低き枕ぞ春の暮春の夜に尊き御所を守る身かな 注意すべきは、これらの句(最後の一句は少し別の情趣であるが)を見ても解る如く、蕪村のエロチック・センチメントが、すべてみな主観の内景する表象であって、現実の恋愛実感でないことである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
折釘に烏帽子かけたり宵の春春の夜に尊き御所を守る身かな春雨や同車の君がさざめ言ほととぎす平安朝を筋かひにさしぬきを足で脱ぐ夜や朧月 引例を見ても解るように、特に春の句においてそれが多いのは、平安朝の優美でエロチックな文化や風俗やが、春宵の悩ましい主観において、特にイメージを強く与えるためなのだろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
若し同車の人が無かつたら僕は地段駄を踏んだらう、帽子を投げつけたゞらう。
— 国木田独歩 『湯ヶ原より』 青空文庫
であるから彼には同車の人々を見ること殆ど他界の者を見るが如く、彼と人々との間には越ゆ可からざる深谷の横はることを感ぜざるを得なかつたので、今しも汽車が同じ列車に人々及び彼を乗せて石狩の野を突過してゆくことは、恰度彼の一生のそれと同じやうに思はれたのである。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
余も先の同車の男と共に其一に乗つた。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
――そこで同車で乗出した。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
十日、丁亥、晴、晩頭将軍家桜花を覧んが為、永福寺に御出、御台所御同車、先づ御礼仏、次に花林の下を逍遥し給ふ、其後大夫判官行村の宅に入御、和歌の御会有り、亥の四点に及び、月に乗じて還御。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
作例 · 標準
彼は友人と同車して、週末のドライブに出かけた。
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旅行先で偶然知り合った人と、同車してホテルまで行った。
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「あの時、私と同車してくれてありがとう。」と彼女は言った。
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標準
same car
作例 · 標準
駐車場には、同色の同車が何台も停まっていた。
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事故を起こしたのは、同車に乗っていた二人だった。
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友人とはいつも同車で通勤している。
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