過当
かとう
形容動詞名詞頻度ランク #27185 · 青空 12 例
標準
excessive
文例 · 用例
建文帝の国を遜らざるを得ざるに至れる最初の因は、太祖の諸子を封ずること過当にして、地を与うること広く、権を附すること多きに基づく。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
翁は福岡の誇りとするに足る隠れたる偉人高士であったと断言しても、決して過当でない事が、茲に於て首肯されるであろう。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
しかれども読者諸彦のしばしば書を寄せて過当の奨励をなすもの往々これあるにより厚顔にもここにふたたび印刷職工を煩わせり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
また茶の湯とか、挿花とか、遊芸とかの稽古事で過当な時間と精力を費しているのも非現代的だと考えます。
— 与謝野晶子 『婦人改造と高等教育』 青空文庫
次に、ある主義や傾向に隠れて、何でもなくて、過当に評価せられて来た物や、空虚な内容を、おほまかに見える無感激な調子で表したものなどが、却けられて来た。
— 後期王朝文学史 『女房文学から隠者文学へ』 青空文庫
二官は四郎先生とよんで自慢のあまり過当に四郎を代理に立てゝ一人前に振舞はせて喜びまはつてゐたのであつたが、応対の礼儀などでも大人以上の落付と余裕があつたし、思慮分別にも富んでゐた。
— 坂口安吾 『わが血を追ふ人々』 青空文庫
言ふまでもなく、農民達をしてかく狡猾な脱税方法を案出せしめたものは過当な課税であり国司や地頭の貪慾によるものであるが、ともかく彼等はあらゆる方法を用ひて脱税した。
— 坂口安吾 『地方文化の確立について』 青空文庫
が、おとなしそうなそのお方は、なぜか知ら(或は私だけが別して人の苦しみというものを過当に見るようなところがあるのだろうかしら)、いつも私の相手になるのをお避けになるような素気ない御返事しかおよこしにならなかった。
— 堀辰雄 『かげろうの日記』 青空文庫
作例 · 標準
その製品の価格は、性能に見合わない過当なものだと感じる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の要求は過当すぎて、到底受け入れられない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
過当な競争が、企業の健全な成長を阻害する原因になっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
過当な労働時間は従業員の健康を害するだけでなく、生産性も低下させる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash