多すぎる
おおすぎる
動詞-一段
標準
to be too numerous
文例 · 用例
お互ひ批評が多すぎるよ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
しかし、これらの作家によって、現在までに生産された文学は、単に量のみを問題としても、我国人口の大部分を占める巨大な農民層に比して、決して多すぎるどころではない。
— 黒島傳治 『農民文学の問題』 青空文庫
――チット人数が多すぎるぞ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
甦生した新しい茂兵衛が出現して対面してから、この思い出す瞬間までのカットの数が少しばかり多すぎるから思い出しがわざとらしくなるのではないか。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
それでいてお金を絶対に取らないのかというと、どうしてどうして、どんなに差上げても多すぎるとは言わない。
— 太宰治 『やんぬる哉』 青空文庫
」教授には、そのあくびの多すぎる囘數を事實かぞへてみたやうな氣がしてゐるらしかつた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
これくらいならば普通であるかもしれないが、岱水の場合は少し多すぎるように思われる。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
日本には下足番みたいなコセコセした批評家が多すぎるよ」 そこでまた新しい煙草に火をつけて、「――だから、僕アこんどの小説でもだね……」 と、ちらりと机の上の原稿用紙を見た。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫