無法者
むほうしゃ異読 むほうもの
名詞
標準
outlaw
文例 · 用例
伐墓という語は支那には古い言葉で、昔から無法者が貴人などの墓を掘った。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
ところが權官に某といふ無法者が居て、雲飛の石のことを聞き、是非に百兩で買ひたいものだと申込んだ。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
伐墓といふ語は支那には古い言葉で、昔から無法者が貴人などの墓を掘つた。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
雨はあがり、雲は矢のように疾駆し、ところどころ雲の切れま、洗われて薄い水いろの蒼空が顔を見せて、風は未だにかなり勁く、無法者、街々を走ってあるいていたが、私も負けずに風にさからってどんどん大股であるいてやった。
— 太宰治 『狂言の神』 青空文庫
「なにをさらす、この無法者」 物凄い怒り立つ声がして暴漢の前に枴が閃いた。
— 田中貢太郎 『放生津物語』 青空文庫
「その女子には、俺が話したいことがある、邪魔をすると只ではおかんぞ」「それは此方から云うことじゃ、この女子は俺の家の嫁じゃ、俺の家の嫁をどうしようと云うのじゃ、この無法者」 為作の手にした枴はまた閃いた。
— 田中貢太郎 『放生津物語』 青空文庫
……ところがここに又、左様な天下の御威光を恐れぬ無法者が現われました……と申しますのは、その御免状を盗みました掏摸の女親分で御座いまして、当時江戸お構いになっておりました旅役者上りの、外蟇お久美と申しまする者が、その評判に割込んで参いりましたそうで……」「うむ。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
況んやその老いて益々筋骨隆々たる、精悍そのもののような巨躯に、一刀を提げて出迎えられたならば、如何なる無法者と雖も、手足が突張って動けなくなったであろう。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
作例 · 標準
西部劇に出てくるような無法者たちが、村の酒場で騒ぎを起こしている。
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平和な街に突然現れた無法者の集団が、商店を次々と襲撃し始めた。
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正義感の強い若者が、無法者たちに立ち向かうために自ら保安官になった。
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