盗賊
とうぞく
名詞頻度ランク #25732 · 青空 1305 例
標準
thief
文例 · 用例
僕の部屋の窓を夜どおし明けはなして盗賊の来襲を待ち、ひとつ彼に殺させてやろうと思っているのであるが、窓からこっそり忍びこむ者は、蛾と羽蟻とかぶとむし、それから百万の蚊軍。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
たとえば野獣も盗賊もない国で、安心して野天や明け放しの家で寝ると、風邪を引いて腹をこわすかもしれない。
— 寺田寅彦 『蛆の効用』 青空文庫
何とかいう芝居で鋳掛屋の松という男が、両国橋の上から河上を流れる絃歌の声を聞いて翻然大悟しその場から盗賊に転業したという話があるくらいだから、昔から似よった考えはあったに相違ない。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫
途中の宿で盗賊の群に襲われ、着物を剥がれた上に刺殺される、そのあとへ母をたずねて上京の途上にある牛若が偶然泊り合わせ、亡霊の告げによってその死を知る。
— 寺田寅彦 『山中常盤双紙』 青空文庫
その要慎は、この寂しい町へ住むようになった彼女の盗賊に対する心配のためであった。
— 梶井基次郎 『不幸』 青空文庫
この妙な機会に私はこれで張り交ぜの屏風でも作って「人を盗賊と思わない国々」の美しい想い出にしようかと思っている。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
これは水練に達した盗賊が水の底にかくれていて、錦の帯を囮に往来の旅人を引き摺り込んで、その懐中物や着物をみんな剥ぎ取るのだろうと云うんです。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
ある者は盗賊の仕業であろうと云った。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、本で読んだ「盗賊」の物語にすごくワクワクしたのを覚えてる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
森の奥深くには、悪名高い「盗賊」の隠れ家があるという噂だ。
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彼はまるで伝説の「盗賊」のように、いつも鮮やかに物を盗んでいく。
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