好色者
こうしょくしゃ
名詞
標準
luster
文例 · 用例
普通の好色者がするような失礼を私はしません。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
源氏の機嫌を取ろうと一所懸命の惟光であったし、彼自身も好色者で他の恋愛にさえも興味を持つほうであったから、いろいろと苦心をした末に源氏を隣の女の所へ通わせるようにした。
— 夕顔 『源氏物語』 青空文庫
着物の着こなしが下手なのか、つんつるてんの感じの消えない、あく迄も山出しだつたが、邪氣の無い健康な肉體にはち切れる程漲つて居る若々しい血色は、好色者の好奇心を唆るところがあると見えて、おときに貰つた記念の惱みから漸く救はれたばかりの野呂は、早くもたゞならぬ冗談をいひかけるのであつた。
— 水上滝太郎 『大阪の宿』 青空文庫
垣間見る好色者に草|芳しき芳草や黒き烏も濃紫明治三十九年三月十九日 俳諧散心。
— 高浜虚子 『五百句』 青空文庫
不幸なことにローマの浴場とギリシャの体育館はそのうちに怠け者と好色者のいる所になった。
— OUTLINES OF GREEK AND ROMAN MEDICINE 『ギリシャおよびローマ医学の概観』 青空文庫
わけて、好色者の師直であってみれば、いや師直ならずともである。
— 黒白帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
若い頃の彼は、その奔放な性格と好色さで周囲を惹きつけた。
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「まあ、あんな好色者には関わらないでおきましょう。」
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その文学作品の主人公は、典型的な好色者として描かれている。
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