満つ
みつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-自動詞頻度ランク #15327 · 青空 455 例
標準
to be full
文例 · 用例
一しきり襲い来る雨の足に座敷からさす灯が映えて、庭は金糸の光に満つる。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
独り国民を挙つて詩化し満目詩料ならざるなく、国民品性の極致を発露し口を開いて賛すべく、嘆すべく、歌ふべく、賦すべきの事に満つる戦時に於て、文士或は却て筆を収めむとするは何ぞや。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
勿論この内にも、狐狸とか他の動物の仕業もあろうが、昔から言伝えの、例の逢魔が時の、九時から十一時、それに丑満つというような嫌な時刻がある、この時刻になると、何だか、人間が居る世界へ、例の別世界の連中が、時々顔を出したがる。
— 泉鏡花 『一寸怪』 青空文庫
……そのために、明六つ、暮六つ、丑満つ鐘を撞く。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
学円 明けがた……は可いが、(と草鞋を穿きながら)待て待て、一所に気軽に飛出して、今夜、丑満つの鐘はどうするのじゃ。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
盟約を忘れませねばこそ、朝六つ暮六つ丑満つ、と三度の鐘を絶しませぬ。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
放てば手に満つ、私は私の手をほどこう。
— ――(消息に代えて)―― 『私を語る』 青空文庫
・いつしよにくりやへとびこんだは蛙の子・ゆふざればトマト畑でトマトを味ふ・さびしうなつてトマトをもぐや澄んだ空・煙ひろがるゆふべの山はうごかない 八月廿七日晴朗、新秋清涼の気天地に満つ、身辺整理、心境平安、澄んで沈むのか、沈んで澄むのか、とにかく落ちついた。
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
作例 · 標準
歳月が満ちて、ようやく願いが叶う日がやってきた。
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彼の顔には、自信に満ちた笑みが浮かんでいた。
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四十の坂を越え、働き盛りとしての経験が満ちてきた。
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標準
to wax (e.g. moon)
作例 · 標準
月が満つる夜、狼男に変身するという伝説がある。
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欠けていた月が次第に満ち、今夜は美しい満月だ。
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月が満つるに従って、潮の満ち引きも大きくなっていく。
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標準
to rise (e.g. tide)
作例 · 標準
潮が満ちてきたので、砂浜のキャンプ道具を高い場所へ移した。
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満ちてくる波に足を浸しながら、夕暮れの海を眺める。
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潮が満つるのを待って、漁船が港を出発していった。
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標準
to mature
作例 · 標準
機が満つのを待ち、満を持して新事業を立ち上げた。
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数年の準備期間を経て、ようやく計画を実行する時が満ちた。
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彼は機が満ちるまで、じっと耐えてチャンスを伺っていた。
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