大人物
だいじんぶつ異読 おおじんぶつ
名詞
標準
great person
文例 · 用例
さいわい、山崎氏には、浅見、尾崎両氏の真の良友あり、両氏共に高潔俊爽の得難き大人物にして帷幕の陰より機に臨み変に応じて順義妥当の優策を授け、また傍に、宮内、佐伯両氏の新英|惇徳の二人物あり、やさしく彼に助勢してくれている様でありますから、まずこのぶんでは、以後も不安なかるべしと思います。
— 太宰治 『砂子屋』 青空文庫
さいはひ、山崎氏には、淺見、尾崎兩氏の眞の良友あり、兩氏共に高潔俊爽の得難き大人物にして帷幕の陰より機に臨み變に應じて順義妥當の優策を授け、また傍に、宮内、佐伯兩氏の新英惇徳の二人物あり、やさしく彼に助勢してくれてゐる樣でありますから、まづこのぶんでは、以後も不安なかるべしと思ひます。
— 太宰治 『砂子屋』 青空文庫
キルケのごとくすべての人間を動物に化することもあるが、また反対にとんでもない食わせものの与太者を大人物に変化させることもできるのは天下周知の事実であって事新しく述べ立てるまでもないことであろう。
— 寺田寅彦 『ジャーナリズム雑感』 青空文庫
しかも裏の事実は一人の例外なしに、堂々、不正の天才、おしゃかさんでさえ、これら大人物に対しては旗色わるく、縁なき衆生と陰口きいた。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
しかし、男は、こんな場合、たとい大人物、大学者と言われているほどのひとでも、かくの如きアホーらしい口説き方をして、しかも案外に成功しているものである。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
處が中山の大人物は、天井がガタリと言つても、わツと飛出すやうな、やにツこいのとは、口惜しいが鍛錬が違ふ。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
こんなに馬鹿にされてまで、にこにこ笑って居れるほどの大人物じゃないんだ。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
いわんや、古来の大人物は、すべて腕力が強かった。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
作例 · 標準
彼は単なる成功者ではなく、社会に大きな影響を与えた大人物だ。
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歴史に名を残すような大人物は、常に時代の先を読んでいた。
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その会議には、各分野から名だたる大人物たちが集結した。
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