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器量人

きりょうじん
名詞
1
標準
person of ability
文例 · 用例
明治の初期には皆三の祖父に当る器量人が、銀行の頭取などして、華々しく社交界にもうって出たが、後嗣はひとりの娘なので、両親は娘のために銀行の使用人の中から実直な青年を選んで娘の婿に取った。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
然るに御家來に天晴器量人候とな、祝着申す。
泉鏡太郎 十萬石 青空文庫
明治の初期には皆三の祖父に当る器量人が、銀行の頭取などして、華々しく社交界にもうつて出たが、後嗣はひとりの娘なので、両親は娘のために銀行の使用人の中から実直な青年を選んで娘の婿に取つた。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
一座あっと驚き、膝を打ち、さすがは兄貴の発明おそれいった、世が世ならお前は青砥の上にも立つべき器量人だ、とあさはかなお世辞を言い、酒宴は一そう派手に物狂わしくなって行くばかりであったが、真面目な人はどこにでもいる。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
無智どころでは無い、器量人で。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
それから関西あたりへ出て何か大仕事をする了簡ではなかったかと、あの時に推量致しましたが……」「いかにも――……ところが佐五郎どの程の器量人に逐われるとなると中々尋常では外されまい。
夢野久作 斬られたさに 青空文庫
手品には失敗したが、巧い事を言つたもので、少将と蕃山と左源太とは、各自肚のなかでは、「その偉い器量人は多分|乃公だな。
薄田泣菫 手品師と蕃山 青空文庫
天下第一の器量人、名宰相伊豆守ですらも舌を巻いて、あれは無比無双じゃと折り紙つけたむっつり流、狂い知らずのその眼に狂いがあったのです。
献上博多人形 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
社長は「彼女こそ真の器量人だ」と高く評価していた。
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この部署には、多くの器量人が集まっている。
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彼は昔から頭が良く、周囲からは器量人として一目置かれていた。
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数々の功績を上げた彼は、まさに当代随一の器量人と言えるだろう。
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